子育てが終わり、時間に余裕ができたはずなのに、
「何をしていいか分からない…」
と心にぽっかり穴が開いたような寂しさを感じているなら、それは決してあなただけではありません。
この記事では、ブログ「ひなのーと」の著者である私が、かつて抱えていたそんな辛い状況からどうやって抜け出したのか、リアルな体験談を通してご紹介します。 さあ、あなたのペースで、私らしい第二の人生への一歩を踏み出してみませんか?
🤝子育て終了後の「空の巣症候群」はあなただけじゃない
子育てが一段落すると、お子さんの成長を心から喜びつつも、なぜか心にぽっかり穴が開いたような寂しさや、「この先、どうしたらいいんだろう?」という漠然とした焦りを感じませんか?
あるいは、友人やSNSでキラキラ輝いている人を見ては、「どうして私だけ…」と落ち込むこと、ありませんか?
心配しないでください。それはあなただけではありません。私もそうでした。
上の子が大学に進学し家を出ていく頃、我が家のひな鳥だった大事な子供が遠くへ巣立つことが心配で寂しくて…、夜になると、他の家族に聞こえないように、トイレでこっそり涙していました。
その頃は、ちょうど大切な人との別れや、更年期からくる体調不良も重なり、心も体も晴れない日々でした。 家族に心配をかけたくないと明るく振舞っていましたが、私の心は常にネガティブな感情に支配されていました。聞いたことはありませんが、家族も私がこんな気持ちでいたことには気づいていなかったのではないかと思います。
🥚ネガティブな感情の先に「希望の卵」を見つけた日
心の晴れない日々の中、おとずれた婦人科で先生が「少し気になるところがあるので検査をしましょう」と仰ったのです。 「もしガンだったら、余命は何年だろう?60歳まで生きられるかな?」
不安な気持ちで1週間検査結果を待つ間、私は自分の心と向き合いました。そして、ネガティブな感情に占領されている自分の心の中に「できるうちに、自分のために何かやりたい」というポジティブな願いがあることに気が付いたのです。
『結婚・出産してからずっと、専業主婦として子供のことを第一に家族をサポートして生きてきた。それは夫も私も望んだ道で、子供たちとたくさんの時間を過ごせてとても幸せな時間だった。その道を進むことができたのは、夫が懸命に働いてくれたおかげでとても感謝している。
でも、子供たちは巣立とうとしている。私の残り時間も少ないかもしれない。私はまた昔のように自分のために時間を使って自分のために生きてもいいんじゃないかな?』
この願いはまだ小さなものでしたが、私の中に卵として生まれた「自分のために自由に生きたい」という願いにおぼろげながら気が付いた瞬間でした。 そして、幸い検査の結果は問題なし。この出来事が、私に「これからは自分のために生きるんだ!」と、人生を再起動するきっかけを与えてくれました。
🐌【実体験】ネガティブから抜け出すのに半年かかった
「これでネガティブから回復できた」と思ったのですが、残念ながら一度はまってしまったネガティブな沼は、かなり強力で、なかなか抜け出すことができませんでした。
「何かやりたいことやらなきゃ」と思っても、やりたかったはずのことはなぜかつまらない。何をやっても楽しめない気がする。なんだかやる気が起きない。夜になると、涙が出てくる…。当時の私は、外は春なのに心はまだ冬のようで、このまま一生幸せな春は来ないんじゃないかと感じていました。
そんな状態でも、私は少しずつ動き続け、卵🥚を温め続けました。 毎日の家事のルーティンや家族の行事をこなし、自分の心の声に耳を傾けながらやりたいことをリストアップし少しずつチャレンジしていきました。
やる気がおきない日は、家事をやったらだらだらとネットを見たり、ゲームをしたり、お昼寝をしたりもしていました。でも、朝起きてお弁当を作って子供を送り出し、洗濯とご飯、どうしてもやらなければならないことだけはやりました。
ちょっと元気な時は、プラスアルファのことを。家事ではなく、やりたいことも。ちょっと億劫に感じても、楽しく感じなくても、とりあえずやってみることを心がけました。 そうしていくうちに、波はありましたが、半年ほどで、少しずつ夜に涙することは減っていき、やりたいことをやると楽しいという気持ちが心に湧き上がってくるようになったのです。
🌱ネガティブな感情は、新しい自分を育てる種になる
寂しさや焦りから、私の中に「ひな」の卵🥚が産まれたように、ネガティブな感情の中にも、必ず新しい発見や成長の種🌱が隠れていると私は思います。
「何もやる気が起きない…」そう感じるのは本当に辛いですよね。でも、その感情を無視したり、否定したりしなくてもいいんです。 「ああ、私は今、そう感じているんだな」と、まずはありのままの自分を受け入れてみてください。
まずは受け入れる。私は苦手な方です。
どちらかというと体育会系のスポ根タイプ。インドア派ののんびり屋なので、そうは見えないかもしれませんが、上下関係の厳しい昭和のバレーボール部出身です。いまだにその名残はあって、「こうでなきゃいけない」みたいなところがあります。
それでも、昔よりは「受け入れる」ができるようになってきたように思います。その時の状態を、今私はこうなんだね、って受け入れて、「それはダメなことじゃないんだよ」って。それをするからこそ、自分を責めずに「それで、そこから私はどうしたい?どうなりたい?」「何をしたらワクワクする?」と前向きに自分に向き合うことができるのだと思います。
私の中では、上から自分を評価するのではなく、自分の今いる位置まで下りてきて自分の話を聞いてあげて、階段を一緒にちょっと上を見ながら歩いていく、そんなイメージです
私もそうやって、やる気が出ないながらも、日々のルーティンをこなしながら、小さな一歩から新しいことに挑戦してきました。
そんな私の小さな小さな一歩。それは、「やりたいことを書き出すこと」でした。
🚶♀️➡️最後に:焦らず、あなたのペースで歩もう🌈
この先の人生をどうしよう、と焦る気持ちがあると思いますが、ゆっくりで大丈夫だと思います。私自身も、辛い時期から抜け出すのに、半年ほどかかりました。
疲れている日は休んで大丈夫。最低限の家事だけをこなしたら、お昼寝したっていいんです。自分の心の声をよく聞いて、「楽しくなくてもとりあえずやってみる」ことと、休むことを繰り返すうちに、少しずつまた「楽しい」と感じられるようになりました。今はお昼寝もしなくて大丈夫になりました。
人生の転機は子育て終了だけでなく、退職や離婚、引っ越しなど、人それぞれで、それをきっかけに誰でもネガティブ沼に転げ落ちる可能性があると思います。 でも、今から思うと、その出来事の大きさのせいだけではなく、私がネガティブの沼にはまってしまったのは、「こうあるべき」を優先し、「こうしたい」と言っている自分と向き合うことをおろそかにしていたからではないかと思うのです。
このブログは、まだまだ試行錯誤中の私の記録です。 私の記録が、人生の転換期にいる皆さんが自分と向き合って「私らしい再出発の道」を見つけるヒントになれば、これ以上嬉しいことはありません。
次回は、私の本当の自分と向き合う一歩となった「やりたいことリスト」の具体的な書き方についてお話ししますね☺️



