子育てが一段落して、「さて、これから何をしよう?」とワクワクする気持ちで「やりたいことリスト」をたくさん書き出したものの、なんだか楽しくない…うまく進められない…。そんな風に悩んでいませんか?
私も、自分の中の「自由にやりたいことをやりたい」という気持ちに気が付き、やりはじめたのに、熱中しすぎて体調を崩したり、家族と衝突したり。「やりたいこと」が、逆に自分を苦しめているように感じる。なにもやりたくない…。これは、かつての私が実際に直面した現実でした。
なぜ、こんなことになってしまったのか?
その答えは、それらのネガティブな経験の中から見つかりました。この記事では、私が自分と向き合うことで、失敗から学び、心から望む「本当の願い」を見つけるまでの道のりを、正直にお話しします。
「何のためにこれをやっているんだろう?」という虚しさを感じているなら、ぜひ読んでみてください。正直に話すことは少しためらいもあるのですが、私の体験が、あなたの人生をより豊かにするヒントになれば嬉しいです。
❤️🩹「やりたいこと」で、なぜか満たされない…私が経験した3つの壁
上の子が家を出て行き、虚しさを感じていた私。でも、「子供たちが頑張っているのだから、私も頑張らなきゃ」と奮起し、リストアップしたやりたいことを始めました。しかし、なんだか満たされない。嫌なことが起こるし、何もやりたくないな…。
それは、子供の巣立ちによる寂しさに加え、やりたいことを始めたことで、次のような壁にぶつかったからでした。
1. 人と会うことでの疲れから見えた心の声
「いろんな人と会ってみよう!」そう決めて、昔の友達やゲーム仲間と会い、新鮮な喜びを感じていました。
でも、元々インドア派の私。短い期間に多くの人と会った結果、家に帰るとぐったりと疲れ、ものもらいができることも。楽しいはずなのに、体力的にも精神的にもしんどくて、家事をする気力も湧きません。
そのとき、私は気づいたのです。「その頻度で人と会うことは、本当に自分がやりたいことなのか?」と。
2. 人間関係の摩擦から見えた自分の「違和感」
楽しいはずのテニスでも、私は悩みました。
以前から通っていたテニススクールの仲間と練習グループを作ったときのことです。家族を一番に考えていた私は、子どものために練習の出欠を変更しようとしたところ、気の合わない方から責められることに。
今思えば、スクールに通い始めた当初から感じていた自分の中の「違和感」を無視していました。「違和感を感じるなんて良くない。きっといつか仲良くなれるはず」と自分に言い聞かせ、心の声を押さえつけていたのです。
でも結局、その方とトラブルになり、「楽しみたくてやっているのに、これでは意味がない」と感じ、そのグループもクラスもやめ別のところに移ることにしました。この経験を通して、私は「自分の心の声を否定せずに、ちゃんと聞いてあげよう」と強く感じるようになりました。
3. 家族との摩擦から見えた「こうあるべき」という固定観念
やりたいことに熱中するあまり、これまで家族を第一に考えていた私が、家事を後回しにしたり、家族の手伝いを減らしたりすることが増えました。すると、家族から不満を言われることが増え、中には理不尽なことで言い合いになったり、存在を否定されるような悲しい出来事も起こりました。
また、専業主婦でお小遣いがなかった私が、パート代で美顔器を買ったり、ブログを始めたりと、今までにないお金の使い方をすることにも、家族は戸惑っていたようです。
ワクワクする「やりたいこと・こうありたい」と、これまで続けてきた「やるべきこと・こうあるべき」の板挟みになり、私は自分を責めることも多くありましたし、気持ちに余裕がなく、家族から不満を言われると、とても悲しくなりました。
そのせいで充実感を感じられず、「何のためにやりたいことをやっているんだろう…」「これが本当にワクワクするやりたいことなのか?」と、虚しさを感じていたのです。
💡 ネガティブな出来事が教えてくれた「本当の願い」-男性性と女性性で自己分析
ネガティブな出来事が起こるたびに、私は自分に問いかけました。「私は、本当はどうしたいの?どうなりたいの?」と。
自分を見つめ直す上で、一つのヒントになったのが、「男性性」と「女性性」という考え方でした。これは性別とは関係なく、誰もが心の中に持っているエネルギーの性質を指す心理学の言葉です。理系出身で心理学は苦手な分野でしたが、この考え方はその時の私を大いに助けてくれました。
男性性: 「目標達成」「行動」「責任」など、外に向かうエネルギー
女性性: 「受容」「感情」「創造性」など、内側に向かうエネルギー
結婚後20年以上、家族のために「責任」という男性性エネルギーを主に使ってきた私。しかし、子どもの巣立ちを前に、自分の人生を創造して「自由に生きたい」という、今まで抑えてきた女性性エネルギーが声をあげ始めたのだと気づきました。
その願いを叶えようと、再び「行動」という男性性エネルギーを発揮した時、やりたいことのためにまた女性性からくる「感情」を無視して無理をしたり、家族との摩擦が頻発したのでは?と分析しました。私の男性性は女性性を無視しがちなようでした。そして、これまで家族のために使っていた男性性エネルギーを自分の女性性のために使い始めた私に、家族は戸惑ったのかもしれません。
摩擦が起きたことで、今まで鈍感だった「感情」に、より深く耳を傾けるようになりました。「何のためにやりたいことをやっているんだろう?」という問いかけを繰り返すうちに、内側から湧き上がってきたのは、これらの願いでした。
- 自由にやりたいことをしたい
- 精神的・経済的に自立したい
- 自分の気持ちや体を大切にしたい
- でも、家族や周囲の人たちも幸せにしたい
そして、これらの願いを統合して、「経済的・精神的に自立して、自由にやりたいことを。そして自分も周囲も幸せに。」という、大きな目標ができたのです。
🤔 ネガティブな出来事には自分からぶつかるべき?
「やりたいこと」を手当たり次第にやって嫌なことが起こり、そこから「本当の願い」に気づいた私。
では、ネガティブな経験は買ってでもするべきなのでしょうか? 回り道にしか咲いていない花を探しに行くべきなのでしょうか?
私は、一概にそうとは言えないと思います。
たしかに、ネガティブな出来事から得られる学びはたくさんあります。回り道に咲いている花は必ずある。しかし、その出来事が大きすぎると、そこから立ち上がることが困難になってしまうこともあるからです。
そもそも、ネガティブな出来事の大きさは、自分ではコントロールできません。それに、その学びは、もしかしたら精神的な安定を保ったまま、もっとゆっくりと得られたものかもしれません。
私の例で言えば、「精神的・経済的に自立したい」という願いは、ネガティブな出来事がなければ、あの時期に気づくことはできなかったでしょう。一生気づかなかったかもしれません。どちらが良いとは言えませんが、少なくとも私は「自分に向き合えてよかった」とは思っていますが、「ぶつかりにいってよかった」とは思っていません。
なぜなら、私はぶつかろうと思って進んだわけではないからです。ワクワクすると思って行動したことの裏側で、自分の心の声を無視し、無理をしていたせいで、ネガティブな出来事が起こってしまったのです。
だから、「ネガティブな出来事が起こるかもしれないけど、そこでしか得られないものがあるはずだから、ぶつかっていかなきゃ」なんて思わなくていい。無理しすぎなくていいんです。
何より大切なのは、「自分の心の声」に、ちゃんと向き合うこと。
「本当に」ワクワクすることにつながるのか、自分の心を無視していないか、いつも気を配ってあげることが一番大切だと思います。
もし、あの時に戻れるとしたら…
今から反省するとすれば、私はあの時、こうすればよかったと思うのです。
- 昔の友人たちと会うのだって、ゲームのオフ会だって、年に1回程度で十分だった。
- テニスの気の合わない人とは、極力関わらないようにすればよかった。
- 「自分も周囲も幸せにしたい」という心の声があることに、もっと早く気づいて、バランスよく物事を進めるべきだった。
だけど、私はぶつかってしまった。だからこそ、経済的にも精神的にも自立したいという「ぶつかった私の本当の願い」に気づくことができました。それが回り道にしかない花だったのか、直進した道にも咲いていた花なのかは分かりません。だって選んでない方の道はだれにも分からないですからね。
それでも、この経験があるから今の私があるのです。私は今の私が好きです。今の私は、この気づきを得て前に進むと決めました。時に迷いながらも、扶養されているパート主婦という甘えた立場ですが、それを許してもらえていることに感謝して、行けるところまで進んでいきたいと思っています。
💖まとめ:大事なのはやっぱり「自分に向き合う」こと
結婚後すぐに退職し、25年間「家族が一番大切」と思って生きてきました。もちろん今も家族は大切です。でも、ようやく気がついたのです。家族と同じくらい、いや、もしかしたらそれ以上に「自分も大切」だということに。
もっと早く気がついていたら、何か違っていたかもしれません。でも特に後悔はありません。過去は変えられませんが、今からでも遅くはないからです。
もし、かつての私のように「自分を大切にできていない」と感じている方がいたら、ぜひ「自分と向き合う」時間を作ってみてください。
そうすれば、大きなネガティブな出来事にぶつかって、何年も何十年も立ち上がれない人を、一人でも減らせるのではないかと思っています。
「自分に向き合って、本当にワクワクする方へ。」
あなたの人生を、あなたらしく歩んでいくための一歩を、ぜひ私と一緒に踏み出してみませんか🤗



